2018年2月3日 (仮訳)中国産の新種、Baeomyces lotiformis Cao, S-N. et al., 2018. Baeomyces lotiformis sp. nov. from China. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/10.5248/132.831 [Accessed February 2, 2018]. 【R3-04817】2018/2/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省で採集された痂状地衣の一種を検討し、Baeomyces lotiformisとして新種記載した。 本種は子器が暗赤色~帯赤褐色で子器盤の幅が広く、子柄がごく短いことなどで特徴づけられた。 本種は分子系統解析でもヒロハセンニンゴケ属に含まれることが裏付けられたが、蓮のような融合した形状の子器は本属において独特であった。 中国雲南省大理市剣川県 (新種) Baeomyces lotiformis S.N. Cao 語源…蓮の形の(子器の形状から) 【よく似た種との区別】 Baeomyces rufus(アカセンニンゴケ) 中国に分布する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりフランスにおける分布が知られている ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Baeomyces placophyllus(ヒロハセンニンゴケ) 中国に分布する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される